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システムの重要度

勝ち組投資家のシステムの重要度・優先順位

  ① 仕掛け    重要度10%

  ② 手仕舞い   重要度30%

  ③ 資金管理   重要度60%


一般的な投資家ならば、きっとこのような答えが返ってくるかと思います。

  ① 仕掛け    重要度90%

  ② 手仕舞い   重要度5%

  ③ 資金管理   重要度5%


この結果は明らかに違いますよね?


儲ける事の出来ない95%の投資家が仕掛けのみを重要視しているのに対し、
5%の勝ち組投資家は、仕掛けをそれほど重要視していません。

5%の勝ち組投資家は、95%の投資家が重要としない、手仕舞いと資金管理を特に重要としているのです。


それはなぜかというと、
儲かるか、儲からないかを最終的に決めるのは手仕舞いであり、
その規模を決めるのが資金管理だからです。

はっきりと言ってしまえば、仕掛けは、ランダムでも儲ける事が出来るのです。

なぜならば、儲かるか儲からないかを決めるのが手仕舞いだからです。

仕掛けは重要ではないのです。


投資本を買うと、90%以上の本が仕掛けのみを説明しています。

そして、その仕掛けのみの内容で、

「この仕掛けで勝率○○%」
「この方法で○○億円儲けられる」

のような触れ込みをしているのです。


最初に説明した通り、全てを最終的に決める要素は、
”手仕舞い”と”資金管理”です。


はっきり言って、日本の投資本の90%以上は”有害”でしかないのです。
参考程度にはなっても、そのまま使う事はまず出来ません。

また残り10%の本の内5%以上は、一番重要な資金管理について記載がないのです。
資金管理を語らずに、どうやってリスクを調整するというのでしょうか。
資金管理がなければ、破産の道へ一直線です。

なぜならばリスクを、損失の規模も、利益の規模もコントロール出来ないのですから。

統計的なデータや、あなたが確実に実行出来る要素を含んでいないものは、信用に値しないのです。


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<目次>
 第1章 トレーディング・システムの開発と実行
 第2章 トレーディング・システムデザインの原則
 第3章 システムデザインの基礎
 第4章 トレーディング・システム開発
 第5章 トレーディング・システムのバリエーションを構築する
 第6章 資金残高曲線分析
 第7章 マネーマネジメントの概念
 第8章 データスクランブル
 第9章 トレーディング面でのシステム
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